2017年9月18日、伊王島で長崎総合科学大学の松岡准教授による「水中探査ロボット組み立て教室」が開催されました。
「地域連携型ワークショップ」ということで、私たちは開催の準備をお手伝いしてきましたが、
無事開催日を迎えることができました。
当日の様子です。海洋開発の講演を聴いたあと、室内でロボットの組み立てを行いました。
子供達は、試行錯誤しながら枠組みを作っています。
各班ごとに様々な形で組み立てられたロボットは素敵でしたね。
講師を務めた大学生の方々も、ハンマーやペンチを使う作業を積極的に行い、頼もしかったです。
最後にスクリュー、カメラ、コントローラーを付けて完成しました。
午後からは、試走するために伊王島の漁港へ場所を移します。
機材や組み立てたロボットの準備をして、海の中で動かしてみます。
夢中になって操縦している子供達です。
自分たちで組み立てたロボットを試走しながら、海中の様子を撮影していきました。
海の中に見えるのが水中探査ロボットです。
伊王島の海は透明度が高く、どこを試走しているか確認できるので安心です。
あれは、、、
ちらほらと岸壁に張り付いていたのはガンガゼ(針の長いウニ)です。
この後、会場に戻り、伊王島の漁師さんの解説を交えながら、みんなで映像の確認をしました。
もちろん海上からも見えていたガンガゼも映っており、解説がありました。
ガンガゼは大量発生すると磯焼けを起こす生き物らしいです。
(岩についた海藻を食べてしまい、魚に影響していきます)
棘が長く、返しが付いているので、泳ぐときは近づかないようご注意ください。
また、海を豊かにする取り組みも現在進行中のようです。
このような貴重なお話も聞くことができました。
そして、記念撮影をして、無事教室を終えることができました。
お集まりいただいた皆さん、久々に日差しが強い中、大変お疲れ様でした。