2016年12月2〜4日、長崎市高島町で「川柳で愛でる世界遺産の島・高島という催しが行われました。
これは、世界遺産に選ばれた「北渓井坑(ほっけいせいこう)跡」をはじめ、多くの地域資源がある高島をめぐり、そこで浮かんだインスピレーションを川柳にしたためて投稿して、入選したら賞品をゲットできるというものです。
筆者が行ったのは12月3日でしたが、受付には前日の優秀作が掲示されていました。
参加するには、まず長崎・伊王島方面からの高速船が着く場所からターミナルを見て、向かって右側にある受付に行き、専用の「短冊」を購入します。
短冊は1枚100円で、1枚につき書ける川柳は一句。これ以外の紙に書いても応募は認められないので、注意が必要です。
必要な枚数分、短冊を購入したら、島内マップをもらって、散策を始めましょう!
島は広く、場所によっては高低差もあるので、歩いて回るのはけっこうたいへんですが、島内循環バスや、電気自動車のレンタルも利用できます。
ちなみに筆者は、ターミナルから「岩崎弥太郎像」→高島海水浴場→北渓井坑跡 を回りました。
海水浴場近くにいた猫ちゃん。こんにちは。
さぁ、川柳を考えたら、短冊にしたためて、いざ応募!
投稿用のポストは、各協賛スポンサー専用のポストが、島内に点在しています。
各スポンサーからは、優秀作品を書いた人に賞品が出ます。つまり、その賞品の中から、自分が欲しいものを選んで、その賞品を提供しているスポンサーのポストが置いてある場所を、地図上から探し出して応募する、ということができるようになっています。
この点は、今回の催しの最大の特色でもあるのですが、反面、しっかり説明を聞いたり読んだりしないと、仕組みがよく分からないというマイナス面もあったように感じました。
各ポストには、スポンサー名が明記してあります。
残念ながら、筆者の句は優秀作品に選ばれませんでした…。
それはおいておいて…世界遺産の島を「川柳」という新たな要素でつなぐ、たいへん画期的で素晴らしい催しでした。