世界文化遺産・端島(通称 軍艦島)について、ただ見るだけではなく ”体験できる” 博物館「軍艦島デジタルミュージアム」に、新しいコンテンツが加わると聞き、その一般公開の前日・12月22日に行われた内覧会に、筆者がお邪魔しました。
このように、会場は大盛況！
今回の目玉のひとつは、軍艦島に建てられた、日本最古の鉄筋コンクリートマンション「30号棟」の、模型での復元！
その名にちなんでか「30分の1」スケールで、精密にモデル化されています。
そのリアルさは、まるで自分が大きくなって、建物を眺めているかのよう。
内部には、ここで暮らした人々の様子も、人形で再現されています。
そして、今話題のVR(バーチャルリアリティー)で、まるで本当に30号棟に降り立ったかのような、擬似体験ができる装置が登場！
筆者が見たときは、島の住民(？)が登場して、案内をしてくれるような映像でした。
筆者のお気に入りは、軍艦島クイズコーナー！
問題は1回につき、10問。○×形式で、手前にあるタッチパッドを操作して答えていきます。
10問終わると結果発表！
筆者は、10問中7問正解！まずまずかな？
また、軍艦島と同じく、世界文化遺産に登録された「高島」について、当時 炭鉱で働いていた方から寄贈された、実際に使われていた工具や靴なども展示されています。
この他にも、今回の新コンテンツは「端島小中学校体育館71号棟模型」や、「30号棟に住んだ人々のインタビュー」「加藤康子氏 産業革命世界遺産登録への道」「今後の30号棟保存計画」などの映像コンテンツ、初公開の写真など、多彩なラインナップとなっております。
ますます充実の軍艦島デジタルミュージアム。
グラバー園や大浦天主堂の近くですので、長崎にお越しの際は、ぜひとも足を運んでいただきたいスポットです！
内覧会の様子は、軍艦島コンシェルジュさんのブログで、詳しく紹介されていますので、こちらもどうぞ！